ふるさと納税した人としなかった人の税金の違い
2017/12/31
ふるさと納税した人としなかった人の税金の違いがどうなるのか見てみましょう!
例として 年収600万円(独身)の人が、2016年に68,000円の寄付(ふるさと納税)をした場合と、しなかった場合を表にしてみました。
※年収600万円の独身者:限度額 68,000円、所得税 20%、住民税 10%で計算。
ふるさと納税しなかった場合
ふるさと納税しなかった場合は、所得税と住民税が180万円。2年間に支払う金額は360万円です。
もちろん、もらえるものは何もありません。
ふるさと納税した場合
そして、ふるさと納税した場合はこちら。
2016年度の所得税と住民税が180万円。それに寄付した金額の68,000円が加わって、支払い額は186万8,000円になります。ただ、2017年度は66,000円(68,000円-2,000円)が税金から引かれるので、支払う額は173万4000円です。
2年間で支払う金額は ふるさと納税しなかった人より2千円多い360万2,000円となってしまいますが、寄付した自治体から34,000円相当のお礼の品物を受け取ることができます。
自治体にもよりますが、返礼品の価格は「寄付額の半分」くらいが目安です。なので、68,000円の寄付だと34,000円相当の返礼品がもらえるワケです。
ちなみに60,000円のふるさと納税をすると、内閣総理大臣賞獲得の宮崎牛のステーキが2キロもらえます!わずか2,000円で、です。(さとふる調べ)
これが「実質2,000円で豪華な返礼品がもらえる」という意味なんですね。
でも、ふるさと納税するには「確定申告」が必要なのでは?それは面倒くさそう…
と思っているかた、ご安心ください!
実は、会社勤めしている方は確定申告しなくても大丈夫なんです!
次回へ ⇒ ふるさと納税、確定申告しなくていいって本当?